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製品

製紙プロセス

ジェットクッカー

製造:ABB Cellier / フランス

連続式のでんぷんクッキングシステムです。

製品の特長

  • でんぷんの鎖状構造の水和、解離、分解のために、でんぷんスラリーにスチームジェットを直接あてて、瞬時に加熱すると同時に、急速に膨潤するでんぷんをミキシングするのがジェットクッキングです。
    インラインジェットクッカーは連続式抄紙プロセスに完全に統合することができ、製品品質の安定化、コントロール、最適化を実現します。

    ABBセリエ社では、インラインジェットクッカーを含む、でんぷんクッキング設備の設計・製作から試運転助成まで、お客さまをトータルサポートいたします。
    ・ 必要なハンドリング装置および計装機器を含む、でんぷん粉末用のストレージサイロ、ホッパー
    ・ でんぷんスラリーの作成およびストレージタンク
    ・ ジェットクッカーおよび酵素転換リアクター
    ・ 抑制コイルを装備したジェットクッカー(スキッド設置)
    ・ ワーキングステーションまでの搬送・循環用ポンプと配管
    ・ プロセス自動化のために必要な計装機器および自動化設計
    ・ スタートアップ、運転・メンテナンストレーニングや予備品販売などの諸サービス

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製品の仕様

バッチ式と連続式クッキングの比較

 

バッチ式クッキング 連続式クッキング
生産容量 0.25 – 2.5 t/h バッチ毎 1.0 – 3.5 t/h
据付方式 クッカー用のサポートフレームが必要 フロア上に設置。
スキッドにマウントされており、コンクリートベースに直接設置可能。
濃度の精度 ・ロードセルによる乾燥でんぷんの計測
・蒸気復水の計測
・ロードセルによる乾燥でんぷんの計測
柔軟性 ・バッチ毎にクッキング
パラメーターを調節可能
・クッカー容量の60から100%容量
にてクッカーの運転が可能
生産量に応じて、いつでも運転を中断することが可能
必要電力 20 – 25 kW/t
(25 %濃度のとき)
10 – 13 kW/t
(25 %濃度のとき)
酵素抑制時の塩の使用
(例えば、硫酸亜鉛など)
大気圧型: 可
加圧型: 不可
不可

 

天然でんぷん用
モデル 乾燥でんぷん消費量 スループット容量
最小 T/day 最大 T/day 最小 m3/h 最大 m3/h
(でんぷんミルク濃度20%) (でんぷんミルク濃度30%)
1 9 28 1.8 3.5
2 16 49 3 6
3 26 81 5 10
4 37 114 7 14

 

 

カチオニックでんぷん用
標準サイズ 4, 6, 9, 12, 16, 20 m3/h
(スラリーのフローレートにより、±20 %の変動があります。)
フレッシュ水温度 25℃
温水温度 55℃
蒸気圧力 5 bar
蒸気温度 159℃
水圧 3 bar
空気圧 5 bar
電源 200 – 220 V, 50 or 60 Hz

 

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