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製品

受託加工/表面処理

プラズマ電解研磨装置

製造:plasmotion / ドイツ

独自のプラズマ研磨プロセスでほぼ全ての金属・合金をより効率的に表面処理することができます。
プロセス時間 : 20 - 200秒
表面粗度 : ~ Ra 0.02μm

製品の動画

製品の特長

  • プラズマ電解研磨の基本原理は電解研磨と同様で、研磨対象のワークを陽極側、電解液側(ノズル側)を陰極とし、電圧を印加します。
    プラズマ電解研磨の場合、電解研磨と比較して印加する電圧が高く(200V-400V、製品によって変更)、
    電解液はメーカーが製品の材質等に応じて個別に設計する塩ベースの溶液です。
    この溶液は環境にやさしく、処理が簡易であり、リサイクルも可能です。

    電圧を印加すると、研磨対象のワーク周辺に気相が発生し、そこにプラズマが形成され、このプラズマによってワーク表面が研磨されます。
    電解研磨と同じように凸部が溶出し、平滑化され、バリ取りもでき、また、電解研磨以上に光沢を出すことが可能です。

    弊社の新製品である「独plasmotion社製プラズマ電解研磨装置」は、下段イラストの通り、ノズルを介して研磨対象のワークの任意の位置に電解液を供給することができ、これにより選択的な研磨が実現可能です。
    また、3Dプリンター等で製造した複雑構造品などの研磨にも適しており、plasmotion社ではΦ1mmの孔を有する医療向けパーツの実績もございます。

    Plasmotion社は長年プラズマ電解研磨の研究をしてきており、多種多様な金属での研磨実績がございます。
    (例:SUS、チタン合金、銅合金、モリブデン、ニッケルチタン、インバーなど)
    工具鋼、高炭素鋼、アルミ合金などは鋼種によって難しいものもあるようですが、plasmotion社は受託加工も行っており、経験が豊富なメーカーです。

製品の適用例

実績のある材質・パーツ(一例):
ステンレス:医薬向けパーツ(積層造形品含む)、暖房用パイプ、スピーカー部品、
      計器アノード電極部品
工具鋼:SLM向けパーツ、成型用ツール
コバルトクロム合金:膝のインプラントパーツ、歯科用パーツ
アルミ:航空機部品、シート、クランプパーツ
銅:コンピューター部品
青銅、真鍮:工具、装飾品、歯科部品、コンピューター用パーツ
チタン:積層造形品、医療用インプラント
特殊鋼:インバー/工具部品
ニッケルチタン/ばね材
貴金属/宝飾品

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