株式会社マツボー

製品

分級・篩分

携帯式接触角計 PG-X+ / モバイル接触角計

新製品

測定対象物の上に本体を置くだけで接触角測定ができサンプルカットの必要ありません。静的・動的接触角、前進後退接触角、表面張力測定、表面自由エネルギー計算が可能。ガラス、フィルム、車、半導体などに関連した多数のアプリケーションで1000台以上の実績があり、ユーザー様からも高い評価を得ています。

製品の特長

  • 研究開発、品質管理等多数の用途で使用できる高機能ポータブル接触角計です。製造工程での抜き取り検査では非破壊検査が求められ事は少なくありません。携帯式接触角計PGX+では、測定対象物の上に載せるだけで測定できるため製品へのダメージを与える心配はありません。全自動で国際規格に準拠した評価を行える為、作業者のスキルによるデータのバラツキが発生することは無く、異なる現場間でのデータの共有も可能です。精度も高く、研究開発用途としても使用できます。

    ・全自動:制御PC上の測定ボタンをクリックするのみで、液の供給、滴下、画像取得、結果出力までの全自動測定
    ・マルチ言語ソフトウェア:日本語、英語、中国語、韓国語、スウェーデン御、その他

製品の適用例

・プラズマ、UV(エキシマ、低圧水銀ランプ)、コロナ処理御の評価、ガラス、フィルム、プラスチック、金属、その他材料の表面改質評価。
・フィルム、不織布、紙、その他新素材への液体浸透性評価、印刷適性、セパレーター、フィルター性能の評価
・洗浄工程での処理効果確認
・コーティング剤の効果確認
・接着性の評価

仕様

カメラ内蔵 最大80画像/初期1秒
データ解析ソフト Windows PC 対応
本体サイズ 9cmx5cmx8 m(接続ケーブル部除く)
重量 450g
測定項目 静的・動的接触角、ペンダントドロップ法による液体表面張力
自動滴下動作 静的測定滴下モード/動的測定滴下モード
静的接触角 精度±1°、測定角2°以上(低接触角モード使用時)
動的接触角 精度±1°経時での接触角の変化を評価。80画像/初期1秒、測定角10°以上
使用条件 室温40℃、湿度95%RH以下にて結露しない条件下で使用の事

【事例.1】接触角の評価が必要だが、測定対象物が大きすぎで、測定が困難。

BEFORE

測定したいサンプルを卓上型測定器にセット出来るよう小さく加工(破壊)し、研究施設に持ち込み評価していた。測定に費やす時間、労力が非常にかかる。

車のフロントガラス、テレビ用の大型ガラスの撥水特性を評価したいが、従来の卓上試験機で評価するには、試験台に乗せられるサイズにガラスを切り取る必要がある。この作業は非常に手間がかかり、特に製品の場合は、破壊を伴う為、損失が発生する。

車のフロントガラスの評価の場合
ガラスを切り取れない。テストピースを準備したが、実際の評価条件とは異なり、目的の評価結果が得られなかった。
大型テレビのガラス評価の場合
測定の際の、加工の際に危険を伴った。
屋外に設置された太陽光パネルの評価の場合
加工できず、評価不可。

AFTER

大型のサンプルでも加工の必要なし。小型の試験機の為、現場に持ち込むことができるため、測定にかかる、費用、時間及び労力が大幅に削減。

試験台に乗せる為のサンプル加工(破壊)必要無し。評価したいサンプルの上に機器を置くだけ。

車のフロントガラスの評価の場合
車のフロントガラスの上に乗せるだけで測定できた。
大型テレビのガラス評価の場合
ガラスの上に置くだけで測定できた。
屋外に設置された太陽光パネルの評価の場合
パネルの上に置くだけで測定できた。

【事例.2】作業者のスキルにより、測定データにバラツキが発生する

BEFORE

従来の卓上型の試験機では、測定が完了するまでに作業者の手作業が介在するため、測定データにバラツキが発生するケースがある。

測定に必要な作業である滴下する液量の調整、評価サンプルへの液の滴下、画像取り込みは、従来の卓上試験機では手作業で行われる。これらの調整は測定精度に影響する為、作業者の熟練度合により、データにバラツキが発生する。

液の供給作業
手動でシリンジの先に液を形成する為、液の量が不安定→測定結果に影響
画像取り込み作業1
画像にノイズがのり、液滴を自動認識できない→プログラムに液滴を認識させるための手動作業が必要になる→測定結果に影響
画像取り込み作業2
作業者の熟練度により、画像を取り込むタイミングが異なる→測定結果に影響

AFTER

測定ボタンを押すだけで、液の供給からデータ出力まで全自動。

滴下する液の形成、液の滴下動作、画像取り込み及び画像認識は、作業者の介入なく前自動で行われる為、測定条件は常に一定。測定結果のバラつき発生無し。

液の供給作業
全自動で供給。ポンプチューブが採用されており、滴下する液量の再現性も高く、安定測定可能
画像取り込み作業1
補正機能が充実しており、液体以外のノイズをカット→液自動認識により安定測定可能
画像取り込み作業2
タイマー管理により、滴下後の画像取り込み時間が一定→安定測定可能

製品の仕様

一般

● 測定項目 :静的接触角、動的接触角、液体表面張力、前進後退接触角(伸縮拡張法)
● 接触角測定方法 :内臓カメラで撮影したドロップ画像を基にθ/2 法により算出
● 接触角測定精度(静的・動的):±1°(被測定物に依存する:保証値ではない)
● 接触角測定範囲 :0~180°

ハードウェア性能

● 動的接触角測定画像数 :最大80 画像/初期1 秒
● 液供給方法 :内臓マイクロポンプによる滴下先端部までの自動供給
● 内臓ポンプ供給ドロップ体積量 :0.25μl 以上(任意設定可)、0.1μl程度も可、ドロップ体積再現性:±1%
● 液滴下方法 :自動(サンプルへの置換方式又は自由落下方式)、手動滴下も可能。

ソフトウェア

● 機器制御:全自動、手動モード
全自動は、ソフトウェア上のボタン一つで、液供給、滴下、画像取り込み、及び解析までの一連の動作が自動で行われる。液の供給に関しては、画像認識による体積管理、タイマー管理と2通りあり。この方式により常に精度の高い液供給可能(液以外の物が画面に移り込んでしまう時に有効となる)。
● スクリーニング:液滴のみ認識できるよう、スクリーニング機能搭載。これにより、多くのサンプルの自動測定可能。
● データ補正機能:動的測定による大量の画像が取得された際、データの一括補正可能
● 言語:マルチ言語(日本語、英語、中国語その他のソフトウェア表示)
● 測定画像 :最大640×480 ピクセル1 ピクセル≠1μm(機器により若干異なります)
● データ解析ソフト :Windows 2000/XP /Vista/7/8/10対応
● アップグレード:ソフトウェアアップグレード無償
● ライセンス:複数PCへのインストール可
● データ出力:EXCELファイル、txtファイル、PDFファイルによるレポート出力
● SFE(表面自由エネルギー)出力:ASTM D5946、Polar/Dispersice、Acid/Base
● OK/NG判定:規格内外判定可能
● 低接触角測定モード:濡れ広がった液滴の幅のみの情報から接触角を測定するモード

ハードウェアコンポーネント

● 機器重量 :450g
● 機器寸法:90W x 55D x 85H
● 液滴下チューブ材質 :テフロン+Tygon、テフロン+Silicon(オプション)、耐溶剤性特殊チューブ(オプション)
● 測定面材質 :POM(ポリオキシメチレン:Derlin)
● 校正プレート材質 :ステンレススチール・黒ニッケル塗装
● 機器使用条件 :室温40℃、湿度95%以下にて結露しないこと
● 電源 :PC よりUSB ポートを介して供給される

検討段階について

小型で便利だが、従来の卓上試験機と比較して測定精度、機能が劣らないか
測定精度は±1°の再現性があります。機能は全自動測定機能を備えており、測定開始ボタンを押すだけで液の供給、滴下、画像取得、解析まで行えます。
溶剤を使用した接触角を測定したいが可能か
耐溶剤性のチューブも準備しておりますので、問題無く評価できます。
作業者が変わると、評価結果も変わる事があります。対策はありますか
全自動で測定が行われるので、取扱者によらず、常に一定の安定した結果が得られます。
各々のパソコンでデータをまとめたいが、データを移すことができますか
お客様それぞれのパソコンにソフトウェアのインストールが可能です。測定器をPCにUSB接続すれば直ぐに測定でき。機器が無くてもデータ処理は可能です。取得したデータはエクセルその他フォーマットでデータを外部出力可能です。
海外製ですが、メンテナンスは日本国内でできますか
当社/日本国内で行います。

産機二部 製紙・フィルムグループ

TEL:03-5472-1747 FAX:03-5472-1740

製品のサポートについて